セリエＡ第１節の７試合が29日に行われ、ミランがレッチェに４−０で快勝し、最高のスタートを切った。レオナルド前監督時代から引き続いて４−３−３で臨んだミランは内容でも相手を圧倒。パトの２ゴールとチアゴ・シウヴァのゴールで前半だけで３点のリードを奪うと、後半ロスタイムにはベテランのインザーギが健在ぶりをアピールするだめ押し点で大勝に華を添えた。
また、太りすぎなどでコンディション調整が不安視されていたロナウジーニョは先発フル出場を果たし、及第点のプレーでチームの勝利に貢献した。

一方、ユヴェントスはバーリとアウェイで戦い、０−１で敗れた。新加入のクラシッチも先発したが、期待に応えることなく前半だけで途中交代。チームが出来上がるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

カターニアはキエーヴォに１−２で敗戦。ベンチスタートとなった森本貴幸は１点ビハインドの86分に途中出場したが、点に絡むことはできなかった。
フィオレンティーナ対ナポリは１−１、パレルモ対カリアリは０−０で引き分けた。パレルモはブレシアに、サンプドリアはラツィオにそれぞれ２−０で勝利している。