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【鷲津正美コラム】マタ入団、帝国復活への布石となるか

マンチェスター・ユナイテッドがチェルシーからスペイン代表MFフアン・マタを獲得した。クラブ史上最高額となる移籍金3710万ポンド(約64億円)を注ぎ込み、チームのテコ入れを図る。

ここ最近は常に険しい表情を見せていたデイヴィッド・モイーズ監督も、マタの入団会見では終始笑顔だった。ユナイテッド再建のために不可欠だったジグソーパズルの1ピースが埋まり、安堵したからだろう。

オールド・トラフォードでの活躍を誓うマタに与えられた背番号は8。現在レンタル移籍中のアンデルソンが、フィオレンティーナに完全移籍するのはほぼ間違いないと見ていいだろう。エリック・カントナ、デイヴィッド・ベッカム、クリスティアーノ・ロナウドといったユナイテッドの歴代スター選手がつける背番号7は欠番のままだが、今後大物タレントを釣り上げた際に付与するか、あるいはモイーズ監督が手塩にかけて育てている弱冠18歳のMFアドナン・ヤヌザイが継承することになりそうだ。

優秀な選手を手に入れるだけでユナイテッドに山積する問題が解決するわけではないが、昨季の覇者が再び競争力を取り戻すには、左バック、センターバック、セントラルMFを早急に補強しなければならない。ビッグネームの加入によって選手たちが刺激を受けチームの士気が高まること、そして前任者サー・アレックス・ファーガソンに比べソフトな印象が否めないモイーズ監督の威厳を高めることが、帝国復活のために必要不可欠なのだ。

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【刈部謙一コラム】日本代表、戦いすんで見えたもの

 8月14日のインターナショナルデイ、日本は宮城スタジアムで、前回南アフリカW杯で4位となり南米の古豪が復活と言われたウルグアイとの戦いを組んだ。この日の仙台は、このところの全国的な猛暑と比較するとかなり過ごしやすく、夏のサッカー日和としては心地よいほどでもあった。その気候がどちらに味方するのかも興味のあるところだ。

 日本にとってこの戦いは、最終章の最初の頁とも言えるものだ。来年の戦場でもあるブラジルで開催されたコンフェデの戦いで得たもの、東アジア選手権で発掘したであろう新戦力との融合、そうしたものを計るに相応しい相手であり、本番への最後の備えをするためのスタートの試合だからだ。また、それは単に予選のように結果にこだわらずに、内容にこだわることが最大の課題でもある。

 そして、結果は2−4の完敗。この結果をどうみるのか、試合後の日本は、選手も監督も多少のニュアンスの差があっても、異口同音に失点が痛かったという。先に点を取られたことで、自分たちのペースに持ち込めなかったというようなものだった。さらにいえば、自分たちのやっていることは間違っていなくて、ミスで負けたというものでもあった。

 確かに、最終章に達したのだから、いまさらやり方を変えることは無理だというのは、よく解る。変えるための手っ取り早いやり方は、選手の交代か、監督の交代。監督は選手の選択を変えようとしないし、監督を代えようという発想など、サッカー協会サイドに毛頭ない。ということは、この体制であるかぎり、やり方を問うことはできないということになるのだ。

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【19日の日本人選手@欧州】香川先制弾もマンUはドローで終戦

プレミアリーグ最終節
■香川真司 (マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)ウェストブロム戦69分までプレー。
 ファーガソン監督が指揮を執る最終戦、アウェイのマンUは開始6分に香川のヘディングゴールで先制すると、30分までに3点をリード。その後は両チームが2点ずつ加え、2−5。しかし80分からの6分間にウェスロブロムは3点を連取、なんと試合は5−5のドローに終わった。2チームの総得点が10点を越えるのはプレミアリーグ史上過去に一度あったが、両チームが5点ずつ取ったのは初めてという。

■吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)ストーク戦ベンチ、1−1ドロー、14位。
 ストークが先制し、サウサンプトンが追いつく展開。74分からピッチに立ったストークのマイケル・オーウェンが現役最後のプレーを披露した。

 その他、注目のCL出場枠争いは、チェルシー、アーセナル、トッテナムの3チームがいずれも勝利したため、チェルシーがマンU、マン・シティと共にCLストレートイン、アーセナルはCL予選出場、トッテナムはEL出場となった。

セリエA最終節
■長友佑都(インテル/イタリア)ウディネーゼ戦フル出場、2−5敗戦、9位。
 この結果、インテルに来季のヨーロッパの舞台はなし、一方ウディネーゼはEL出場権を確定した。

【寺野典子コラム】カナダ戦辛勝、チームに危機感

 ワールドカップ最終予選、ヨルダン戦を前に、3月22日日本代表はカタール・ドーハにて、カナダ代表との親善試合を行った。

 本田、長友を怪我で欠き、今野、清武は体調不良などもありベンチスタート。香川をトップ下におき、左MFとして乾が初先発。左SBの酒井高徳、CBの伊野波という顔ぶれで、試合が始まった。すでにW杯予選を敗退し、2018年大会へ向けて始動したばかりの若いカナダ代表は、開始直後からアグレッシブなサッカーを展開する。それに動揺したのか、日本の動きは鈍く、中盤でのパスミスも多発。岡崎のゴールで先制するものの、選手間の距離などポジショニングが悪く、前線から効果的な守備ができなかっただけでなく、セカンドボールを相手に拾われるシーンが多発し、日本らしいサッカーをやらせてもらえないまま、前半を終える。

 後半は中村がトップ下に入り、香川が左MF,乾は岡崎に代わり、右MFへ。1トップも前田からハーフナーへ。しかし、後半13分にセットプレーでカナダに同点弾を許す。それでも相手のペースが落ちてきたこと、ハーフタイムで修正できたこと、中村のタメなどが効果を表し、日本のリズムでボールを回す時間が増えた。そして、後半29分にハーフナーがゴールを決めて、2−1と逃げ切ることができた。

 しかし、試合後の選手たちの表情は厳しく、「勝てたからよかっただけで、ヨルダン戦ではこういう試合をやってはいけない。これでピリッとしてW杯予選へ迎えればいい」と岡崎が言ったように、大きな危機感を抱いたようだった。

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【 CL試合結果】レアル・マドリー対マンUは1−1

■レアル・マドリー 1−1 マンチェスター・ユナイテッド 
 【得点】20分:ウェルベック(マ)、30分:ロナウド
  香川真司は先発し、64分までプレー。ユナイテッドは20分に香川が粘って取ったCKをルーニーが蹴り、それをウェルベックが頭で合わせて先制。しかし、マドリーもその10分後に、ディ・マリオのクロスにロナウドが滞空時間の長いヘディングで決めて同点。その後もマドリーは終始攻勢をかけるがあと一歩が遠く、ドローに終わる。アウェイゴールをオールド・トラフォードに持ち帰るマンUがいささか有利か。

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