マンチェスター・ユナイテッド : FOOTBALL WEEKLY

マンチェスター・ユナイテッド

【鷲津正美コラム】マタ入団、帝国復活への布石となるか

マンチェスター・ユナイテッドがチェルシーからスペイン代表MFフアン・マタを獲得した。クラブ史上最高額となる移籍金3710万ポンド(約64億円)を注ぎ込み、チームのテコ入れを図る。

ここ最近は常に険しい表情を見せていたデイヴィッド・モイーズ監督も、マタの入団会見では終始笑顔だった。ユナイテッド再建のために不可欠だったジグソーパズルの1ピースが埋まり、安堵したからだろう。

オールド・トラフォードでの活躍を誓うマタに与えられた背番号は8。現在レンタル移籍中のアンデルソンが、フィオレンティーナに完全移籍するのはほぼ間違いないと見ていいだろう。エリック・カントナ、デイヴィッド・ベッカム、クリスティアーノ・ロナウドといったユナイテッドの歴代スター選手がつける背番号7は欠番のままだが、今後大物タレントを釣り上げた際に付与するか、あるいはモイーズ監督が手塩にかけて育てている弱冠18歳のMFアドナン・ヤヌザイが継承することになりそうだ。

優秀な選手を手に入れるだけでユナイテッドに山積する問題が解決するわけではないが、昨季の覇者が再び競争力を取り戻すには、左バック、センターバック、セントラルMFを早急に補強しなければならない。ビッグネームの加入によって選手たちが刺激を受けチームの士気が高まること、そして前任者サー・アレックス・ファーガソンに比べソフトな印象が否めないモイーズ監督の威厳を高めることが、帝国復活のために必要不可欠なのだ。

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【鷲津正美コラム】出場停止明けのスアレス、マンU戦で復帰へ

今年4月、チェルシーDFイヴァノヴィッチに噛みつき、10試合の出場停止処分となったリヴァプールFWルイス・スアレスがついにピッチに戻って来る。25日のキャピタル・ワンカップ対マンチェスター・ユナイテッド戦のメンバー入りが決定したのだ。今季開幕から負け知らずだったリヴァプールだったが、先週末、サウサンプトンに0−1で負けている。スアレスにとって最高のタイミングで復帰の機会が巡って来たと言えるだろう。

今のリヴァプールが抱える戦術的課題は、攻撃陣のバラエティ不足だ。スアレス不在という問題に上手く対処し、勝ち点10で現在5位につけているリヴァプール。しかし、ブレンダン・ロジャース監督はワールドクラスと称賛されるウルグアイ代表ストライカーをやはり頼りにせざるを得ない状況にある。小柄で俊足な選手は多いものの、フィジカル面で強さを発揮できる選手が見当たらないからだ。

サウサンプトン戦では、いくらクロスを上げてもペナルティボックス内で競り勝ち、ゴールに結びつけられる選手がいなかった。スアレスは、フロントライン全域、右、左とどこでもプレー可能だ。典型的なターゲットマンではないが、ピッチ上を自由に動き回り、決定機が来ればそれをモノにする強さを持っている。

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【鷲津正美コラム】移籍問題で揺れるルーニー、結論はどっち?

夏の移籍期限日まであと1週間と迫った。昨シーズン終了間際から今日まで移籍問題で世間を騒がせたマンチェスター・ユナイテッドFWルーニーは、最終的に移籍・残留のどちらを選択するのだろうか? もちろん、この答を知る人間はルーニーしかいないのだが。

26日夜、ルーニー獲得に名乗りを挙げるチェルシーとの直接対決が行われたが、渦中のイングランド代表ストライカーは先発出場を果たした。移籍を志願する選手がスタメンとして起用されることは稀で、通常はベンチ要員、あるいはベンチ外で試合を観戦することが多い。将来の見通しが不安定なままでは試合に集中できないし、チームメイトとの関係もあるからだ。

だが、この日のルーニーは90分間ボールを追いかけ、ユナイテッドのために100%の力を出して戦った。なぜユナイテッドがルーニーを放出したくないのか、そして既に2回のオファーを断られたチェルシーが三度目の正直を期待して最後のオファーを提示する理由は、ピッチ上での彼の動きを見れば一目瞭然である。

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【鷲津正美コラム】どうするルーニー、夢の劇場で未来が描けない

プレミアリーグ開幕まであと2週間を切ったが、マンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーの去就は今なお不透明だ。

デイヴィッド・モイーズ監督は、イングランド代表ストライカーの説得を続けており、チェルシーから届いたオファーをすでに二度断っている。しかしながら、怪我を理由に(といっても幸い大事には至らなかったが)アジアツアーを早々に離脱し、加えてクラブがツイッター上にルーニーの戦線復帰を宣伝するポスターまで掲載したスウェーデンでの親善試合までもチームに帯同しないことが決定し、ルーニーはシニアのチームメイトたちから強い反感を買っているという。彼にとって夢の劇場、オールド・トラフォードでの居心地はますます悪くなるばかりだ。

ルーニーが移籍を希望する主な理由は、昨季自分の好きなポジションでプレー出来ないことが多かったから。アレックス・ファーガソン前監督との衝突は過去にもあり、両者の溝は我々の想像以上に深かったのかもしれない。しかし、サー・アレックスからモイーズへと指揮官が変わった今こそ、ポジション奪回のチャンス。そう前向きに受け止めてユナイテッドに残って欲しい。

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【News】クロップ監督「香川のドルトムント復帰は……」

ボルシア・ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が、香川真司には戻ってきてほしいが、当分は無理だろうと認めた。

香川はドルトムントのブンデスリーガ2連覇に貢献したあと、昨夏にマンチェスター・ユナイテッドに移籍。だが、ケガなどもあって昨季はスタメンのポジションを確保するまでには至らなかった。そのため、今季は誰よりも本人がユナイテッドでスタメンとして活躍を祈っているはず。そんな彼が、この時期にドルトムントに戻る気はないことは、クロップ自身も理解している。

クロップ監督は、香川と話したことを認めたが、「シンジが今年マンチェスター・ユナイテッドで頑張りたいという気持ちはすぐにわかったよ。それ以外の答えは無理だろうなと思っていたしね」とスカイ・ドイツに語った。

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