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【鷲津正美コラム】ウィルシャー喫煙騒動とホジソン監督の重圧

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  • 2013年10月09日15:30
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鷲津正美
ジャック・ウィルシャーが10月３日未明、ナイトクラブの外で喫煙している姿をパパラッチされて騒動となったのだが、本人がついに「おそらくあれが最後の１本だ」と過ちを認めて謝罪した。アーセナルのアカデミー出身で、今や中心選手へと成長したウィルシャーだけにクリーンなイメージが強く、報道された当初はかなり衝撃が広がった。

報道直後、ウィルシャーの代理人は、「日常的に喫煙しているわけではない、単なる悪ふざけだった」と釈明していたが、ウィルシャーは「選手も過ちを犯す。僕はスモーカーではないが、ボス（アーセン・ヴェンゲル監督）には事の顛末を説明した。それで僕らはこの一件を解決した。ヴェンゲル監督はウェストブロム戦で僕を起用してくれたし、（同点ゴールを決めて）おそらくその恩を返せたと思う」と語った。

６日のウェストブロム戦では、アーセナルサポーターが、“he smokes when he wants”とチャントし、敢えてネタにすることで問題があまり深刻にならないように努めていたが、ウィルシャーは彼らの対応にも感謝していると話した。

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【鷲津正美コラム】アーセナル好調のカギは恐怖を克服したラムジー

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  • 2013年10月02日17:35
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鷲津正美
アーセナルが好調だ。プレミアリーグでは、開幕戦こそ黒星だったものの、その後５連勝で首位をキープ。チャンピオンズリーグでも、1日のナポリ戦で２−０と快勝し、F組トップに立っている。

では、その好調の要因は何なのか。MFメスト・エジルの加入、FWオリヴィエ・ジルーの成長といったことが挙げられるだろうが、私のイチオシは、MFアーロン・ラムジーである。ストーク・シティのライアン・ショウクロスのタックルで全治７−８ヶ月の重症を負ってから約３年８ヶ月。怪我の悪夢に悩まされ続けたラムジーだったが、今シーズンの活躍ぶりを見ていると、これまでの心の中のわだかまりや躊躇いを見事に吹っ切ったと言えるだろう。

同年代のチームメイト、ジャック・ウィルシャーも、ラムジーの活躍を称賛する。
「今のプレーを続けて切磋琢磨すれば、彼はもっと上達する。試合に対するやる気は十分だし、常に上手くなりたいと望んでいる。ラムジーのフィットネスレベルは尋常じゃない。生来フィットしているから、いつだってゴールを狙えるんだ。94分になってもさらにゴールを奪おうと前進していく。同じことが出来る選手はそんなに多くいない。でも、最も重要なのは、ラムジーが完璧に自信を取り戻したことだね」

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【news】ベイルがデビューゴール、エジルも先発デビュー

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  • 2013年09月15日07:56
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スペイン
この夏の移籍市場最終日に移籍したガレス・ベイルとメスト・エジルがリーグ戦が再開された14日の試合で、それぞれ先発デビュー。高額移籍金で両チームが欲しかった理由を示した。

特に鮮烈だったのはベイル。ビジャレアル戦では左のロナウド、中にベンゼマ、右に11番をつけたベイルという布陣で臨んだレアル・マドリーは21分にカニに先制を許すが、38分にベイルがカルバハルのクロスを態勢をくずしながらも右足でネットに押し込み、同点。ベイルはチームメートにもみくちゃにされながらも、おなじみの両手でハートマークを作ることも忘れなかった。

試合はその後、ロナウドが逆転ゴールを決めるが、70分にはビジャレアルがドス・サントスのゴールでお追いつき、そのまま２−２のドロー。マドリーは今季初めてポイントを落とした。ベイルは62分までプレーしている。

一方、アーセナルのエジルは試合前に胃痛で苦しんだにもかかわらず、11番をつけてトップ下で先発。続きを読む
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【鷲津正美コラム】アーセナル、補強の出遅れ取り戻せるか

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  • 2013年07月24日07:00
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鷲津正美
夏のワールドツアー真っ盛りの７月。アーセナルは日本でアーセン・ヴェンゲル監督と縁の深い名古屋グランパスと対決して３−１と快勝した。宮市がクラブ初ゴールを決めたニュースは英国でもしっかり取り上げられていたが、他方で新シーズンを迎える準備が滞っているのが心配だ。

昨シーズンはトッテナム・ホットスパーを僅差で交わして、チャンピオンズリーグ行きのチケットを手に入れたアーセナル。だが、リベンジに燃える地元ライバルはブラジル代表パウリーニョ、ベルギー代表ナセル・シャドリを獲得してチームの補強を着々と進めている。新シーズンのトップ４争いが激化するのは明白なのにもかかわらず、アーセナルがゲットしたのはFWヤヤ・サノゴただ一人。ルイス・スアレス、ゴンサロ・イグアイン、ウェイン・ルーニーといった即戦力として期待出来る大物ストライカーへオファーを出すも、話がまとまる気配は一向にない。どうしても移籍市場で出遅れている感が否めず、サポーターがじれったい思いで見守っている状況なのだ。

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【news】アーセナル圧勝、チェルシーはリーグ杯敗退

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  • 2013年01月24日08:43
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イングランド
　消化の遅れていたプレミアリーグの１試合が23日に行われ、ここ３試合勝ちのなかったアーセナルが久しぶりに５−１と快勝した。前半18分に不得意なセットプレーの中でウエストハムのジャック・コリソンに鮮やかなミドルシュート決められ、嫌なムードが漂ったが、その４分後にポドロフスキーが見事なミドルを決め同点。流れを引き戻した。
　後半に入ると先週のチェルシー戦同様にアーセナルが攻める。47分にジルーがウォルコットのコーナーキックからのボールにきちんと合わせ逆転すると、53分にカソルラ、54分にウォルコット、さらに57分にジルーが決めわずか10分の間に、速い攻撃で４点を取った。
　現地のアナウンサーも興奮し、「これぞ本物のアーセナルのフットボール」と絶賛。その言葉通りのアーセナルならではの見事な攻撃だった。こうした試合展開アーセナルの10番ウイルシャーがセントラルMFとして攻守に活躍したことで、前の攻撃陣が攻撃に専念できたことが大きい。次戦、眼下の敵であるリヴァプール戦が期待できる試合展開だった。
　この試合では、ウエストハムのダニエル・ポッツが負傷、10分間試合が中断。その結果アデッドタイムが12分となり、３桁の時間表示をみるという珍しい試合となった。

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