田中達也 : FOOTBALL WEEKLY

田中達也

【アルビレックス新潟 田中達也 連載コラム20】ReSTART

09_tatsuya_1FW第20回「幸せを噛みしめながら」プロ15年目シーズンスタート。



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お久しぶりです。
いよいよ、Jリーグ2015シーズンの開幕が間近となりました。

新潟へ来てから、3シーズン目を迎えるわけですが、過去2シーズンを振り返ると、みなさんの期待に応えるプレーが出来ていないと感じています。

ゴール数も少ないし、自分らしいプレーが表現できているかというと、本当にまだまだです。もっともっと練習から、やらなくちゃいけない。今までも継続してきたことですが、今も合宿では「ゴールのための動き」というものを強く意識してやっています。どんどんドリブルでしかけていけるような体力をつけたいとも考えています。

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【アルビレックス新潟 田中達也 連載コラム19】ReSTART

09_tatsuya_1FW第19回「感謝の気持ちを込めて」



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12月に入った途端、寒くなり、一気に冬到来となりましたね。
新潟でも積雪によって、12月6日に予定されていたJリーグ最終節の対柏レイソル戦が延期に。そして急きょ12月8日、カシマスタジアムで試合が実施されました。
 
最終節を楽しみ待ってくださっていたサポーターのみなさんの多くが、スタジアムで試合を見られなかったのは、天候が原因とはいえ、本当に残念な気持ちになりました。しかも、そういう大事な試合で勝利できなかったのも非常に悔しかったです。11月29日の横浜Fマリノス戦でもいい内容ながら0−1と敗れていただけに、「最終節こそ!」と意気込んでいたので。

新潟へ来て、2シーズンが終了したわけですが、結局また、何ひとつ恩返しができなかった。サッカーをプレーできる喜びを実感しながら、その場を与えてもらったことに対して、監督、スタッフ、チームメイト、そしてサポーターとアルビレックス新潟に関わるたくさんの人たちへの感謝は、日々強くなっています。だから、結果が出せない自分がもどかしいし、歯がゆいです。

充実した時間を過ごしながら、自分自身の成長を感じることができる。
それは選手として、大きな幸せでもあります。でも、同時に、「だからこそ、もっと成長しなくちゃいけない」と思うんです。技術面、戦術理解度、フィジカル、そしてメンタル……成長すべきポイントはいっぱいあります。逆に満足できる部分がありません。満足したら、終わりですから。

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【アルビレックス新潟 田中達也 連載コラム18】ReSTART

09_tatsuya_1FW第18回「24時間サッカーのために」



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先日の鳥栖戦で、ゴールを決めました。
今季2点目……。なかなか得点という形でチームに貢献できなかったので、格別な嬉しさがありました。最近少し意識してトレーニングをしていた、インサイドシュートでのゴールだったので、成果がでたのかもしれませんね。でも喜びもつかの間、もっともっとという想いが高まりました。

そんな僕のゴールを祝ってくれるメールがドイツから届きました。
ハセ(長谷部誠選手)からでした。今季からはフランクフルトでプレーしています。って、多分、僕が紹介しなくても、みなさんのほうが良くご存知かもしれませんね(笑)。

ハセは浦和レッズ時代の1年後輩の選手です。
でも、ハセ自身は“後輩”という意識がないんじゃないかな。僕のことを「達也」って呼びますし、僕自身もハセは後輩という風には考えてないから。同世代の友だちであり、ライバルです。
ハセが浦和にいたころは、いっしょに食事をしたりと、プライベートでも共に過ごす時間が長く、家族ぐるみの付き合いという感じでした。うちの子どもが産まれたときは、病院へ一緒に駆けつけたし、ハセが娘にミルクをあげている写真を見ると懐かしく思いますね。

ドイツへ移籍し、日本代表のキャプテンとして、ワールドカップで活躍し、ベストセラーを生み出すほどの影響力を持つようになったハセ。「真面目か!」とかって、イジられているのをテレビで見たり、キャプテンとしての凛々しい姿を目にする機会も増えました。でも、実際はまったく何も変わっていません。俺らの長谷部はずっと同じだなぁって思っています。
だからこそ、僕の中になる「ハセには負けられない」という気持ちも、出会ったころと同じなんですよ。

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【アルビレックス新潟 田中達也 連載コラム17】ReSTART

09_tatsuya_1FW第17回「先輩たちの姿にプロというものを教えてもらった」



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シーズン後半戦は3連敗でスタートし、その後も連勝ができず、悔しい毎日が続いています。
良い内容のゲームをやったからといって、勝利が約束されるわけではない。
不思議なもので勝っているときは内容が悪くても結果がついてくる。
それが勝負事なんだと思います。

運、不運というか、流れみたいなものがあるのかもしれません。でも、そういう言葉では説明のつかないものを引き寄せるのもまた、自分たち次第だと思っています。
そのために重要なのも、やはり日々の練習なんですよね。チームメイトを信じ、自分を信じ、迷いなく力を発揮できる準備が必要だと考えています。
試合だけがサッカーではなく、そこへ向かう時間すべてがサッカーに繋がっている。
そして、良い結果を導く使命が選手にはある。
自分のためだけにプレーしているわけじゃない。
プロになり、そういう気持ちを強く持つようになりました。

高校を卒業し、浦和レッズに加入したとき、チームには福田正博さん、井原正巳さんという大ベテランの先輩が在籍していました。子どものころから僕は、日本代表などで活躍されている姿を見てきたので、お二人と初めて会ったときは、本当に緊張しましたね。

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【アルビレックス新潟 田中達也 連載コラム16】ReSTART

09_tatsuya_1FW第16回「夏のチャレンジ」



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こんにちは。
今年の夏は、みなさんどんな夏だったのでしょうか?
僕は結構忙しい毎日でした。
ワールドカップ期間中のリーグ中断期間に少し休暇があったくらいで、あとは毎日トレーニングに汗を流す夏でした。
そんななか、ひとつ新しい挑戦をしました。
挑戦というほど大げさな話ではないのかもしれませんが……。
日本サッカー協会公認C級コーチ養成講習会を受講したのです。

サッカーの指導者になるためには、“ライセンス”が必要なんです。
ライセンスは、10歳以下の子どもたちを指導するキッズリーダーから、D級、C級、B級、A級、Jリーグで指揮ができるS級と、選手の年齢やチームのカテゴリー別に分かれています。
引退後に指導者の仕事に就きたいと考える選手のなかには、現役中から講習会を受講する人もいます。もちろん現役選手が受講できるライセンスには制限がありますが、C級ライセンスを持っている選手たちから、「ライセンス講習会を受けてみると、いろんな発見があって面白いよ」という話は、以前から耳にしていました。だだ、僕自身は興味がありつつもなかなか機会がなかったんです。
しかし、今回はチームメイトと一緒に練習も合間を縫って受講できるということだったので、チャレンジしました。

C級は12歳以下の子どもたちの指導者育成のためのカリキュラム。
机に座り受ける講義の内容も、非常に基本的なことが中心です。そして、実技でもボールを止める、パスを出す、シュートを打つ……と、基礎的なボールを扱う技術について、学びます。トラップにしても、ドリブルにしても小学生に教えること、小学生時代に教わったことを今、改めてやっているわけですが、それがとても楽しいですね。指導者講習会というよりも、僕にとってはトレーニングの一環のような感覚なんです。長年プレーしているなかで、忘れているわけじゃないけれど、自分の癖が染みついたプレーもあると思うんです。でも、「基本はこうなんだな」といろいろなことを再確認できるのは新鮮だし、現役の今、それができて良かったなと思うんです。
先輩たちの言葉通りでしたね。

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