マンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍するのか、新天地を模索するのか。アルゼンチン代表FWカルロス・テベスの去就に注目が集まる中、同選手代理人を務めるキア・ジョオラビシアン氏が「マンチェスター・ユナイテッドから完全移籍のオファーは提示されていない」と語り、ユナイテッドを去る可能性を示唆した。

テベスの場合、クラブではなくMSIという投資会社が選手の権利を所有しており、ユナイテッドがテベスの完全移籍を望んでいるものの、MSI側が要求する膨大な移籍金が障害となっていると噂されている。

アレックス・ファーガソン監督が「移籍交渉は継続中だ」と主張する一方で、ジョオラビシアン氏は「本当のところ、我々はまったくオファーを受け取っていない。ディヴィッド・ジル会長と話し、会議も開いたが、カルロスへのオファーはなかった」と発言。

本当にテベスを獲得するつもりならレンタル期間中に完全移籍で合意に至ることはできるはずだ、とユナイテッドの煮え切らない態度を非難している。