25日にラウンド16の3試合が行われ、ポーランド、ウェールズ、ポルトガルがベスト8へ駒を進めた。

決勝トーナメント初日からドラマが待っていた。スイス対ポーランド戦では、ポーランドがブワシュチコフスキの大会2点目で先制すると、終盤にスイスがシャチリの鮮やかなオーヴァーヘッドで追いつき、延長戦でもスコアは動かず。PK戦になってスイスが一人ミスした一方、ポーランドは5人全員が決めた。


ポーランドのアダム・ナバウカ監督は、「この試合のためにPKの精度を高める練習をしたので、彼らが最高の形で決めてくれることはわかっていた。(PKを蹴る)5人は前から決めていた。延長戦後、ひどく感情が高まっていたので、再度蹴る気があるか確認した。全員が大丈夫と話し、その通りにやってくれた」と話した。

続いて、この大会二度目の英国4協会対決となった、ウェールズ対北アイルランド戦(おまけにイングランドの審判が笛を吹いた)は、ウェールズがボールを支配しながらも北アイルランドはベイルをしっかり押さえると同時にチャンスを作るなど、拮抗した時間が続いた。しかし、0-0で迎えた75分、ラムジーからのパスを受けたベイルが入れたクロスがオウンゴールを誘い、これが決勝点となって、ウェールズのベスト8が決まった。


試合後、ウェールズのクリス・コールマン監督は、「ウェールズの人たちが誇れるような大会にしたいと思ってやってきた。けれど、サッカーではどこまでいけるかなんて予想はできない。幸運もあれば不運もある。今日我々には少し幸運があり、北アイルランドは不運だった。けれど、大会が始まってみて、我々はこのポジションにいるにふさわしい仕事をしてきた。今日の試合は思うようにはいかなかった。本当に厳しい戦いだった」と話した。

クロアチア対ポルトガルはこの日2試合目の延長戦にもつれこみ、最終盤、クロアチアの絶好のチャンスの直後、ポルトガルがカウンターを仕掛け、ロナウドのシュートをGKが弾いたところをクアレスマが押し込み、ポルトガルが1−0で勝利した。ポルトガルのシュートはこれがこの日5本目、枠内はわずか2本(決勝点につながったロナウドとクアレスマの1本ずつ!)。一方のクロアチアは失点後も怒涛の攻めを見せたが、試合を通して17本のシュートのうち枠内に飛んだものは0に終わっている。

クアレスマは、「鍵となったのは、僕らが守り方をよくわかっていたこと、そしてここぞという大事な時に攻撃できたことだ。クロアチアは素晴らしい選手のそろった強い相手だった。この120分の出来事は幸運だったとしか言いようがない」とコメントした。

■25日の試合結果
ラウンド16
スイス 1−1 ポーランド
延長戦後PK5-4でポーランドが勝利
[得点]39分:ブワシュチコフスキ、82分:シャキリ(ス)

ウェールズ 1−0 北アイルランド
[得点]75分OG:マコーリー

クロアチア 0−1 ポルトガル
[得点]117分:クアレスマ