ブラジルW杯まで残り4ヶ月あまり。世間はまだW杯モードになっていないが、どんなメンバーで、どんな戦いを見せてくれるのか、日本代表に対する視線は日に日に熱を帯びていくだろう。
 
 そこへきて気になるのが、日本が誇る“2大エース”の現況だ。マンチェスター・ユナイテッドの香川真司は試合でまったく使われなくなっており、鳴り物入りでミランに加入した本田圭佑も試合での動きを現地メディアに酷評されるなど、最初の壁に直面しつつある。このまま出番を失い、W杯本大会を迎えてしまったとしたら。そんな心配の声も上がっているね。
 
 とりわけ香川は、1試合、2試合ではなく、長期間に渡ってモイーズ監督のファーストチョイスから外れてしまっている。W杯本番を見据えた時に、確かに試合勘の問題はあるだろう。6月までに設けられている代表戦も少ない。一方で、シーズンをフルに戦って疲弊している選手に比べて蓄積疲労がないという利点はあるかもしれない。つまり一番の問題はコンディションや試合勘ではなく、精神的な部分だね。いかに気持ちを維持して、いかにW杯本大会でモチベーションをピークに持っていけるか。香川の真価が問われる4ヶ月と言っていいかもしれないね。

 香川と本田が厳しい状況にいる中、一人気を吐いているのが岡崎慎司だ。今シーズンはすでに9ゴールを決めている。まだ高原直泰(06-07に11ゴール)と香川(11-12に13ゴール)を超えてないけど、クリアするのは時間の問題だね。
 
 マインツでは、日本代表と違ってトップの位置で起用されている。本職のFWとしてコンスタントによく仕事をしているよね。本田や香川と違って、ブランド色がないから日本のメディアもあまり報道しないけど、冷静に考えたら一番活躍しているよ。
 
 それにしても岡崎はあまり騒がれないね。スター性に、ルックスという要素があるのは否定できない事実だ。確かに岡崎が金髪にして香水のイメージキャラクターというのは想像できない。だけど日本代表戦も含め、その実績で言えばナンバーワンは岡崎だよね。こういう選手がバンバン取り上げられる社会であってほしいね。