■欧州予選
ここまでイタリアとオランダがW杯出場を決めているが、11日に行われた試合でベルギー、ドイツ、スイスがブラジル行きを決めた。

A組ではベルギーがアウェイでクロアチアと対戦、ルカクが2ゴールを決め、1−2で勝利し、W杯出場を決めた。クロアチアは2位でプレーオフにまわる。

B組ではすでに出場を決めているイタリアがアウェイでデンマークと対戦。デンマークはベントナーの2ゴールで一時はリードするが、後半追加タイムにイタリアはアクイラーニがゴールを決めて2−2のドロー。ブルガリアがアウェイでアルメニアに2−1で敗れたので、デンマークは勝利すれば2位に浮上できたのだが、引き分けに終わったため、勝点13でブルガリアに並んだものの得失点差で3位のまま。最終戦はブルガリアがチェコ、デンマークはマルタと対戦する。

C組では、ドイツがアイルランドと対戦、ケディラ、シュールレ、エジルのゴールで3−0と勝利し、本大会出場を決めた。また、スウェーデンはイブラヒモヴィッチの決勝点でオーストリアに2−1で勝利し、プレーオフ出場を決定した。

D組は、すでに出場を決めているオランダだが、ハンガリーに容赦なく襲いかかり、ファン・ペルシのハットトリックなどで、8−1で勝利した。2位争いは熾烈で、トルコ、ルーマニアが共に勝利で勝点を16に伸ばし、ハンガリーが14で続く。最終戦でトルコはオランダと対戦、ルーマニア、ハンガリーは下位のチームとの対戦となる。プレーオフ出場は3チームにチャンスがあるため、最後まで目が離せない組となった。

E組は、首位スイスがアウェイでアルバニアと対戦、引き分けでも勝ち抜けが決まるが、1−2で勝利を収め、グループ首位の座を確定、ブラジル行きの切符を手にした。キプロスに2−0で勝利したアイスランドが勝点16で2位、ノルウェーに3−0で勝利したスロヴェニアが勝点15で3位と続く。

F組では前節首位に浮上したロシアがルクセンブルクにアウェイで0−4と快勝、ライバルのポルトガルがホームでイスラエルに1−1で引き分けたため、勝ち点差を3に広げた。得失点差でもポルトガルを大きくリードしているため、出場決定へ大きく前進した。最終戦はアゼルバイジャンが相手となる。

G組では首位ボスニア・ヘルツェゴビナがリヒテンシュタインに4−1、2位ギリシャがスロヴァキアに1−0で勝利し、両者まったく譲らず勝点22と並んだまま、得失点差でボスニアが首位をキープした。最終戦は、ボスニアがアウェイでリトアニア、ギリシャがホームでリヒテンシュタインと対戦する。

H組では首位イングランドが3位のモンテネグロとホームで対戦。ルーニーの先制点に、相手オウンゴール、さらにこれが代表デビュー戦となったタウンゼントが期待に応え追加点、試合終了直前にはスタリッジがPKを決めて、4−1と快勝。最終戦でポーランドに勝てば、ブラジル行きが決まる。2位ウクライナはポーランドに1−0で勝利した。

I組では首位スペインがホームでベラルーシと対戦、デルボスケ監督はGKに主将カシージャスではなくバルデスを起用、スウォンジーで活躍するミチュが先発で代表デビュー、さらにイニエスタの代わりにシルバが先発と、スタメンをいじってきた。前半はシルバのシュート1本に押さえられたが、後半にチャビと、ミチュに代わって途中出場のネグレドがネットを揺らし、ようやく2点をリード。終盤に1点を返されるが、2−1で勝利。これで、この日試合のなかったフランスに3ポイント差をつけたため、最終戦のグルジア戦で引き分け以上で本大会出場となる。



■南米予選
コロンビアがアウェイでチリと対戦、29分までに3点のリードを許す展開となったが、後半に2本のPKなどで追いつき、なんと3−3のドローに持ち込んだ。これで、コロンビアは1998年以来のW杯出場を決めた。また、3連勝と勢いに乗る5位ウルグアイは勝点で並ぶ4位エクアドルとアウェイで対戦、1−0で敗れ、順位を逆転することはできなかった。6位ベネズエラと8位パラグアイは1−1のドロー。