ウェールズ代表のガリー・スピード監督が27日に急逝した。42歳という若さだった。自宅で死亡が確認されたというだけで、死因は発表されていない。(ガーディアン紙電子版、BBC電子版などは自殺だったと報じた──11:30更新)

訃報は、同日行われたプレミアリーグのスウォンジー対アストン・ヴィラ戦(0−0ドロー)、リヴァプール対マンチェスター・シティ戦(1−1ドロー)にも暗い影を落とした。特にウェールズ代表選手が両チームで4名いる前者の試合では、中止も検討されたという。試合前には1分間の黙祷が捧げられたが、スウォンジーのスタジアムでは観客が自発的に拍手を始め、故人の名前がチャントされた。

ニューカッスル時代、スピードのチームメートだったヴィラのGKシェイ・ギヴンはキックオフ前に涙にくれ、ウェールズ代表FWのクレイグ・ベラミーはあまりのショックにリヴァプールのメンバーからはずれた。


ヴィラのアレックス・マクリーシュ監督は、「サッカー界にとって大きな損失だ。ガリー・スピードのご家族には心からの哀悼の意を表したい。スウォンジーが試合を中止にしたければ、我々にも異存はなかった」と話した。

今季、ウェールズのクラブとして初めてプレミアリーグに参戦しているスウォンジーにはウェールズ代表選手が3名所属している。スウォンジーのブレンダン・ロジャーズ監督は、「偉大なサッカーマンだったガリーへのリスペクトの気持ちから、我々はプレーすることを決めた。とてつもなく悲しい。彼はウェールズのために素晴らしい仕事をしてきた。サッカーにとって悲しい日となった」と語った。

チェスターのスピード家の近くに住むマイケル・オーウェンはTwitterで、「ガリー・スピードの訃報を聞いて信じられない気持ちだ。2日前、子どもを学校に送った際に挨拶を交わしたばかりだった。彼は42歳で亡くなった。うちの近所に住んでいて家族のことも知っている。息子が2人残されたんだ。とても悲しい」と記した。

スピードはウェールズ代表として85試合に出場、リーズ、エヴァトン、ニューカッスル、ボルトン、シェフィールド・ユナイテッドでプレーし、2010年12月にウェールズ代表監督に就任した。