15日に行われたスペインリーグの試合で、レアル・マドリーのクロスティアーノ・ロナウドがビジャレアル戦でゴールを決めて、チームの３−１の勝利に貢献。通算38得点として、リーグ記録に並んだ。

ロナウドは22分のFKによる得点と終了間際のゴールで、この試合２得点。ここ３試合で９得点の量産体制で、リーグ得点王のタイトルであるピチーチ賞をほぼ確実にした。昨季、34得点で受賞したリオネル・メッシは今季ここまでリーグ戦31ゴールとなっている。

ロナウドの38得点は、アスレティック・ビルバオのテルモ・サーラが1951年に最初に達成し、1990年にレアル・マドリーの伝説の選手、メキシコ代表のウーゴ・サンチェスも記録した。ロナウドが最終戦で得点すれば、新記録達成となる。


なお、同日の他の試合では、CL決勝を見据えて主力を温存したバルセロナがデポルティボと０−０のドロー。デポルティボはこの１点で降格圏のサラゴサとは１ポイント差、最終節に勝てば残留が決まる。

また、バレンシアはレバンテと０−０で引き分け、２連続で３位を確定した。これでCL自動出場が決定、４位のビジャレアルは２戦制のプレーオフにまわる。

また、２枠のヨーロッパリーグ出場権を巡る争いは、アスレティック・ビルバオ、アトレティコ・マドリー、セビージャが55得点で並び、最終節までもつれることになった。
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