現在１ポイント差でプレミアリーグ首位につけるアーセナルと２位のマンチェスター・ユナイテッドは、13日に直接対決を迎えるが、ユナイテッドのパトリス・エヴラはアーセナルを「トレーニングセンター」と揶揄。一方、アーセナルのヴェンゲル監督はエヴラを「せこい選手」と攻撃した。
エヴラはここ５年間トロフィから見放されているアーセナルについて、「僕にとって、アーセナルはサッカーのトレーニングセンターだよ。試合は見ていて楽しいが、それでタイトルが取れるのかい？　人々の記憶に残るのはタイトルなんだ。彼らが最後にトロフィを取ってから５年もたっている。アーセナルのようなビッグクラブにとっては、それは危機だろ。僕らは月曜の試合で、負けることもできる。とどのつまりは、アーセナルが何を手にするかなんだ。何もないさ。トロフィも何もない。僕らの真の敵はチェルシーだ。アーセナルの結果より、気になるのはチェルシーの結果だ」と語った。

この発言についてヴェンゲル監督は、「チームにとってもクラブにとっても手厳しい言葉だね。スポーツでは誰もが対戦相手をリスペクトしなくてはならない。相手をリスペクトできることは品格を表すのだ。彼のコメントには驚かされた。卑怯なやり方だ。我々は自分のたちのやりたいサッカーをする。対戦相手の発言に惑わされることはない。個人的な意見だが、選手としてビッグであれば、常に対戦相手をリスペクトするもの。我々は常にそれを心がけている」と反論。
「対戦前に、このような不必要な話はたくさんだ。我々は自分たちのプレーに集中したいし、挑発には乗らない。我々は試合に勝ちたいし、質の高いサッカーをやりたいんだ」
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