6日にW杯出場国同士の強化試合が1試合行われ、ナイジェリアが3−1で北朝鮮を下したが、試合前に押し寄せた観客が将棋倒しになり、負傷者が出る騒ぎとなった。

試合はヨハネスブルク郊外の1万2000人収容のスタジアムで行われたが、スタジアムの外でチケットが無料で配られていたその最中に、一時閉められていた入口が開いて、我先に入ろうとする観客が殺到し、その勢いで倒れる人が続出したという。警官1名を含む15名が負傷した。この騒ぎによって、試合は後半途中に20分間中断されたが、観客には事情は説明されなかったという。

FIFAは事故後、「この親善試合は2010年W杯の組織委員会の運営したものではない」と発表。警察は親善試合を主催したナイジェリア側に警備上の問題があったと指摘し、「ファンはW杯に出場するヒーローたちが見られるというので興奮してしまったのだろう」と話したが、警官の一部には、「FIFAは無料のチケットを配らせて、それがこの有様だ」などFIFAを批判する声もあった。

試合ではナイジェリアがヤクブ、オビンナ(PK)、マーティンスが、北朝鮮はチョン・テセがゴールを決めている。

昨年3月には、コートジボワール対マラウィのW杯予選で、観客が将棋倒しになって19名が死亡した事故があった。