２日に各地で国際親善試合が行われたが、南アフリカ入り後の初めての試合となるブラジルは、ハラレに飛んでジンバブエと対戦。ほぼ主力を並べながら、立ち上がりは低調だったものの、41分にバストスがFKで先制、その３分後にはマイコンのパスからロビーニョ、さらに後半に入ってエラーノが至近距離からネットを揺らし、３−０で勝利した。ブラジルはこの後、タンザニアと対戦し、Ｗ杯初戦となる15日の北朝鮮戦を迎える。

代表初ゴールを決めた左サイドバックのバストスは、「最高の気分だったよ。与えられたチャンスをものにすることができた。僕にとってのワールドカップは今日始まったんだ」と喜んだ。


また、共にＷ杯に出場するギリシャとパラグアイはスイスで対戦、パラグアイは９分にサンタ・クルスのシュートがバーに当たってリバウンドをベラが押し込んで先制すると、25分にもサンタ・クルスのシュートをGKがクリアしたところ、こぼれ球をバリオスが押し込んで、２−０で勝利した。セルビアはポーランドと０−０のドローだった。