[UEL]ドルトムント2−0先勝、香川にエール

「なんか嬉しかったですね。いろいろと報道もでたり、なかなか結果が出ていない中で、『真司頑張れよ』って。ああ自分はこれだけの支援をサポーターから受けているんだなって、深く感じられた。今日はすごくそれが嬉しかったですね」

 2月18日ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦のファーストレグ。2月13日のハノーバー戦に続いて先発出場したボルシア・ドルトムントの香川真司は87分に交代したが、ピッチを去る場面でホームのサポーターから贈られた熱いエールについて、試合後にこやかな表情で振り返った。

 試合当日の練習で初めて先発を知らされた。システムが大幅に変わり、「ちょっとびっくりした」と香川も話した。前半6分に先制点を決めたドルトムントだが、守備に重きをおくポルト相手になかなか追加点を奪えなかった。

「中央は固く守られていたし、のらりくらりとプレーするポルトに、俺たちも飲まれそうな雰囲気になる時間帯もあった。攻撃のスピードが上がらないというか。でも。そういうときでもディフェンダーがうまくそこを高いモチベーションで失点をゼロで抑えたことはすごくよかった」


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セリエA首位決戦はグラディエイターの闘い?

13日の試合で、現在首位のナポリが2位ユヴェントスにアウェイで挑む。この試合をナポリの会長、アウレリオ・デ・ラウレンティスは「映画『グラディエイター』を想像するよ。リドリー・スコットが監督するにふさわしい」と評した。

連覇を狙うユーヴェに対して、ナポリはマラドーナを擁して優勝した1990年以来のタイトルを狙う。余談だが、この年イタリアではワールドカップが開かれ、ナポリで行われたアルゼンチンとの準決勝では、会場のイタリア人ファンからもマラドーナコールが聞かれ、アルゼンチンがPK戦で決勝に駒を進めている。

ナポリを率いるマウリィオ・サッリ監督は決戦を前に、「トリノへ行って自分たちのやり方を押し通すぐらい我々は頭がおかしい」と少々危険な、しかしいかにもナポリらしい発言をした。ここまで8連勝で、総得点でも2位のユヴェントスに8ゴール差をつける爆発的な攻撃力が自慢だ。


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リヴァプール、ファンの抗議で値上げ撤回

リヴァプールのオーナー、フェンウェイ・スポーツ・グループは10日、2016-17シーズンのチケットの値上げの中止を発表し、ファンに謝罪した。

2月3日、リヴァプールは16-17シーズンの一番高いチケット(改修後のメインスタンド席)を77ポンドに値上げすると発表したが、サポーターはそれに反対して、6日に行われたサンダーランド戦の途中、77分に立ち上がりスタジアムを去るという抗議行動を行った。

行動に参加したおよそ1万人のサポーターの中には、リヴァプールのレジェンドの一人で現在は解説者をしているジェイミー・キャラガーも含まれていた。また、盲腸の手術でサンダーランド戦を欠場したユルゲン・クロップ監督も問題の早期解決を訴えた。




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[U-23日本代表]勇気のその先に

1月30日、U-23リオ五輪アジア予選決勝が行われた。
決勝のカードは日本対韓国。

アジアの代表としてオリンピック出場を決めた両チームの戦いは、個の力で日本を上回る韓国が優勢に試合を進めた。
日本は前半20分に先制され、後半開始2分に追加点を沈められる。
2得点を奪われ万事休すかと思われた日本代表だが、後半22分に1点を返し、同23分には立て続けのゴールで、スコアを振り出しに戻す。
それまでの劣勢がウソだったかのように息を吹き返した日本は、後半36分に決勝点を決め、0-2から試合をひっくり返した。



フットボールの世界ではときにこのような展開のゲームを目にする。
そんな試合を前にすると、私はその選手たちの戦う姿とボールの行方に、ふつふつと勇気がわく。
そして、勇気が欲しいな、と思うときに、ふとまたその試合のことを思い出す。
なんでもいい、勇気が欲しいと思う瞬間はそれぞれで、その勇気をくれる対象もそれぞれだと思うから。

意識してのことではないが、ハードディスクに溜まった試合の中からたびたびそのような試合を見返すことがある。
たとえば、2004/05のCL決勝。
リヴァプールがミラン相手に0-3の劣勢から後半の6分間でスコアをタイにし、PK戦の末に優勝する試合だ。
ジェラードがヘディングで1点を返し、リヴァプールファンを煽るあの姿と、PK戦でのGKデュデクのタコの様な変な動きを今でも忘れない。
まるでそうなることが決まっていたかのような試合展開に、心を動かされたフットボールファンは少なくないはずだ。

私は今回の決勝の日韓戦にそれと近いものを感じ、彼らから勇気をもらった。

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新戦力のプレミア復帰弾でサウサンプトン3連勝

プレミアリーグ第23節は1月23日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドがホームにサウサンプトンを迎えた。

前節ルーニーの一発で宿敵リヴァプールを倒し、プレミア4試合連続無敗と調子をあげてきたユナイテッド。一方のサウサンプトンも2連勝と勢いに乗ってのアウェイ、オールド・トラフォード。

前半からお互いに主導権を握ることができずほとんど見せ場のない展開となったこのゲーム。
ユナイテッドは4試合勝ち点を得続けているものの、前半はボールが落ち着かずチームとして上手く機能しているシーンを見せることが出来ない。枠内シュートもブリントのロングレンジからのシュートのみ。

後半に入って孤軍奮闘のルーニーがフェライニに代わって入ったマタとのコンビでリズムを作り出すも、サウサンプトン守備陣の前に決定機まで持っていくことが出来ない。

両者とも見せ場の作れない展開にシビレを切らしたのか、74分には思わぬお客さんがピッチに乱入。




オールド•トラフォードの小さな管理人(?)がオランダ人両監督に交代のきっかけを与えたか、80分にサウサンプトンのクーマンはこの試合何度もカメラに抜かれていたチャーリー・オースティンをマネに代えて投入。
85分にはファンハールがボースウィック・ジャクソンに代えヤヌザイを最後のカードとして切る。

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【石井紘人レポート】アジア王者何もできず…縮まらない欧州との差

推定の年間予算は100億円、AFCアジアチャンピオンズリーグ2015では、準決勝でガンバ大阪を二戦合計2-1で撃破した広州恒大。スコア以上に安定感があり、その強さそのままに、FIFAクラブワールドカップ準々決勝でもCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)チャンピオンズリーグを制したメキシコのクラブ・アメリカを2-1で退けた。

そんな広州恒大が準決勝にてバルセロナとの一戦に臨んだ。

長旅を強いられたバルセロナは決してベストなコンディションではなく、スターティングメンバーにもメッシとネイマールの名前はなかった。前半から飛ばしたり、本気でくることがないのは容易に想像がつく。

実際に、バルセロナはゆったりと試合に入った。詰めかけた観客63,800人はバルセロナを応援にきていたようだが、熱心に応援していたのは広州恒大のサポーターたちで、前線にロングボールが送られるたびに声援を飛ばした。広州恒大としては、けっしてやりにくい雰囲気ではなかった。

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【石井紘人コラム】動作解析のプロ・夏嶋隆氏も推す澤上竜二に注目せよ

29分。サイドからのクロスに競り勝ち、GKがはじいたところを自らゴールにプッシュした大阪体育大学の澤上竜二は、日本では珍しいタイプのFWだ。

8日に行われた第64回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ2015)IPU・環太平洋大学戦でも、得点を奪うまでは圧倒的な存在感を発揮していた訳ではない。2年前に澤上を初めて見た時も、最初に目に留まったのは伊佐耕平(現:大分トリニータ)だった。

それでも、チームのリズムが悪い時や、重要な局面で必ず澤上は得点を奪う。大阪体育大学の坂本康博総監督は、「シュートで流れを変えられる選手」と評したが、言い得て妙だと思う。その才能は、類稀なものだ。

だが澤上は、今後はターゲットマンとしての役割も求められる。
実際には「2トップだとより活きるタイプ」(坂本総監督)だが、リオ五輪を目指すU-22日本代表候補の合宿でも1トップとして試されていた。

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