[ユーロ2016]勤勉なイタリアがタレントの宝庫ベルギーに勝利

13日に行われたグループEの試合で、今大会は事前の評価の低かったイタリアが、優勝候補の一角とも呼ばれるベルギーに2−0で勝利した。


イタリア不動のGKジャンルイジ・ブッフォンは試合後、「我々のできる唯一の方法で勝利した。謙虚さと高い意識で戦ったおかげだ。監督の指示通りの組織的なプレーだった」と語り、DFのレオナルド・ボヌッチも、「イタリアらしいプレーを披露した。犠牲心、謙虚さ、体力、そして勝ちたいという気持ちが出た」とコメントした。

一方、タレントの宝庫とみなされるベルギーは16年ぶりの欧州出場で全員がこの大舞台を未経験だったのが影響したか、黒星発進となったが、次戦に期待したい。

続きを読む

[ユーロ2016]モドリッチが得点するとクロアチアは負け知らず

12日に行われた試合で、クロアチアはモドリッチのゴールでトルコを1−0を破り、厳しいグループDで幸先良く白星発進した。

クロアチアの中盤で攻守に大活躍し、マンオブザマッチに選ばれたモドリッチは『魔法のような」と呼ばれる自らの見事なゴールよりもチームとして力が発揮できたことを喜び、「自分たちの力をきちんと見せることができたし、相手よりずっといいプレーができた。もう2点ぐらい取れてたはずだが、一番大事なのは勝てたことだから」とコメントした。


また、キャプテンのダリオ・スルナは「初戦の勝利はとても重要だし、大きな意味がある。だが、これで浮かれていてはダメだ。あと2、3点は取れただろうし、トルコには1回しかチャンスがなかった。いい試合ができた」と話した。

クロアチアはこれで欧州選手権の初戦は負け知らず。しかも、代表でモドリッチがゴールを決めると10勝1分けの負け知らず。

続きを読む

[ユーロ2016]ウェールズが歴史的勝利、イングランドは痛恨ドロー

11日に行われたグループBの2試合に英国4協会のうち2チームが登場。欧州選手権初出場のウェールズはスロヴァキアを2−1で下し幸先良いスタートを切ったが、イングランドは追加タイムにロシアに追いつかれ1−1のドロー。欧州選手権初戦初勝利はまたお預けという、明暗を分けた結果となった。両者は2戦目で対戦する。



この試合のマンオブザマッチに選ばれたウェールズ代表のジョー・アレンは試合後、次のようにコメントした。
ガレス・ベイルはピッチに立てば必ず仕事をする。彼が代表にいてくれてこんなに誇らしいことはない。この試合に負けたとしてもまだ終わったわけじゃないし、勝ったからといってグループリーグ突破が決まったわけでもない。これから大事なのは油断しないこと。今日と同じ姿勢で次の2試合を戦うことだ」

続きを読む

[ユーロ2016開幕]フランスが白星発進、決勝点を決めたのはパイェ

UEFAユーロ2016が10日開幕した。
この日は、ホスト国フランスとルーマニアが顔をあわせる開幕戦1試合。オープニングセレモニーに続いてスタッド・ド・フランスで行われた対戦は、パイェの目の覚めるようなミドルが決勝点となり、フランスが2−1で勝利した。



この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたディミトリ・パイェは次のようにコメントしている。
「ものすごいストレスとプレッシャーがあった。それであのゴールが決まって感極まった。もし誰かに今夜の試合がこんな風になるなんて言われたとしても、僕は信じなかったろう。たしかに最初の15分は僕たちはちょっとびくびくしてミスを恐れた。相手はとても守備がよかったからね。でも、観客の後押しがあった。この勝ち点がどれだけ重要かわかっている。これでしっかり休んで2試合目に備えたい。2、3点差をつけての勝利だったら少し勘違いしていたかもしれない。今日のような試合を経験して、楽な試合はないってことを実感できたし、これからも勝利を目指すだけだ」
(プレミアリーグのウェストハム所属の29歳、主要大会出場は今回のユーロが初めて。)

■フランス 2−1 ルーマニア
 得点 57分:ジルー、65分;スタンク(PK)、89分;パイェ

レスターがプレミアリーグ初優勝!

2日(日本時間3日早朝)の試合で、2位のトッテナムがチェルシーと2−2で引き分けたため、レスター・シティがプレミアリーグ初優勝を手にした。

1日のリーグ戦で勝てば優勝が決まるレスターだったが、アウェイのマンチェスター・ユナイテッド戦は1−1のドローに終わり、優勝決定はお預けになっていた。

レスターは132年のクラブ史上、1928-29年に2位というのが最高位で、優勝はこれが初めて。1997-78年にノッティンガム・フォレストが初優勝して以来の優勝経験のないチームがチャンピオンとなった。

昨シーズンは11月から4月まで最下位に甘んじ、終盤の9試合で7勝して、かろうじて降格を免れたレスター。7月にクラウディオ・ラニエリ監督が就任し、シーズン前は今季も降格候補と言われながら、終始安定した戦いぶりで、リーグ戦2試合を残しての優勝となった。



ジェイミー・ヴァーディの自宅では、フックス、フート、モーガン、岡崎慎司らが集まり、トッテナム戦をテレビ観戦、優勝の瞬間を味わった。

カールスルーエ山田大記「自分はもっとやれる」

 ベルリン市内の東に位置するブンデスリーガのクラブがある。1. FC Union Berlin。1.FCウニオン・ベルリンと読む。市内西側に位置するヘルタ・ベルリンとは違い、ブンデスリーガ1部で戦った経験はないが、野太い声で歌う熱狂的なサポーターは、ドイツでも有名だと聞かされていた。

 2月26日金曜日。
 シュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライへ出かけた。ジュビロ磐田から昨季ブンデスリーガ2部のカールスルーエへ移籍した山田大記のベルリンでのプレーを見ることが一番の目的ではあったが、ウニオンのホームスタジアムの雰囲気にも興味はあった。

 ベルリン東地区の中心地であるアレキサンダープラッツから、電車やトラムを乗り継いで1時間。車内はそれほど混みあってはいなかったものの、スタジアムの最寄駅に到着するとたくさんのサポーターがそこにいた。目指すスタジアムの姿は見えるが、そこへ向かうためには真っ黒な森の中を歩まなければならない。少しドキドキしながら、サポーターのあとについて、スタジアムをめざした。

 改修工事が進められているスタジアムの外観は新しい。しかし、歴史を感じさせる風情が漂い、チームカラーの赤がポイントとして生かされていて、高いデザイン性がおしゃれだった。収容人数は2万人を切るこじんまりとした作りは無駄がなく、プレスルームや動線も機能的。アットホームな空気をそのスタジアム自体が演出しているようでもあった。

 キックオフを前にウニオンのサポーターの歌声がこだまする。そして、スタジアムにいる全員がタオルマフラーを掲げているような迫力で選手たちを迎える、しかし、選手入場時に合わせたかのように、アウエイエリアを埋めたカールスルーエのサポーターが青い発煙筒を炊く。青い煙がピッチ上を覆うなか、試合が始まった。

<カールスルーエの先発>

 山田は左MFとして先発出場している。2列目が彼の定位置だが、試合によって真ん中を務めることもあるようだ。

続きを読む

フランクフルト対ハンブルグ戦はドロー、酒井の自信と長谷部のジレンマ

 2月19日金曜日、20時30分という遅いキックオフにも関わらず、スタジアムはほぼ満員。ブンデスリーガのフランクフルト対ハンブルグ戦。フランクフルトサポーターの熱く野太い歌声が響く。
 しかし、試合はスコアレスドローで終了。どちらのチームもミスが多く、勝ち点1を拾えたことを納得せざるを得ない内容だった。
 
 試合の開始早々からハンブルグは両サイドバックが高い位置をとり、ホームのフランクフルトを自陣に押し込んでいた。
 そのハンブルグの右サイドバックで先発出場したのが酒井高徳。今季、シュトゥットガルトからハンブルグへ移籍したものの先発定着までには長い時間を要した。

 試合出場機会が遠ざかるとどんどん試合勘がにぶり、たとえチャンスが訪れても良いプレーができない。
「そこが攻撃陣選手との違いだと思います」と酒井。それでも昨年11月7日以降は先発に定着。後半戦も、2月に入って3試合連続で先発している。
「あれほど長く所属チームで試合出場から遠ざかることは初めてのことだった」と話す表情には確かな自信が垣間見えた。
 
 その酒井と対峙したのがフランクフルトの長谷部誠だった。左サイドバックでの先発はあまり例がない。この日は出場停止選手の代わりでの起用だった。昨シーズンは本職であるボランチでの出場時間を伸ばしていたが、今季は右サイドバックでの起用が目立つ。

続きを読む
About
Football Weeklyは、サッカーに特化したブログメディアです。日本サッカーの現状や提言など深く斬り込んだコラムを発信します。
詳細
メッセージ
QRコード
QRコード
fbrj_top_img 1
  • ライブドアブログ