マイコン、CLマンU戦出場に赤信号

インテルのサイドバック、マイコンが13日の練習中に太ももを痛めたことが分かった。

インテルは、今回の怪我でマイコンが今週末行われるミラノ・ダービー を欠場することが決まったと公表。怪我の詳細については明らかになっていないが、24日サンシーロで開催されるCL決勝トーナメントのマンチェスター・ユナイテッド戦(ファーストレグ)にも出られない可能性が高くなった。

ヴェンゲル監督「FA杯カーディフ戦も全力で挑む」

アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が今週末開催されるFAカップ4回戦(再試合)を軽んじてはいないと主張、格下のカーディフ・シティにも全力で挑むつもりだと語った。

 主力選手の負傷離脱で現在5位に甘んじているアーセナルは、首位マンチェスター・ユナイテッドには12ポイント差をつけられている。

ヴェンゲル監督は「試合に向けてしっかりと準備したい。我々はこの試合の重要性を十分理解しているし、これに専念する必要がある」と話し、ここ11試合の不敗記録を勝利で更新したいと締めくくった。

ビジャ、移籍の噂を完全無視

バレンシアのエース、ダビド・ビジャが「クラブの財政問題緩和の一環として自分が夏に売却されるという話は聞いていない」と話し、今はクラブが4位以内でフィニッシュすることに集中しているとアピールした。

スペインのメディアは“今夏の移籍市場で複数選手を手放さない限り、バレンシアの抱える財務リスクはより厄介なものへと発展する”と書き立て、ユヴェントス、バルセロナといった海外のビッグクラブから熱視線を浴びるビジャの移籍を確実視している。

しかし、ビジャ自身は「移籍については、実際に話が持ち上がった時に考えて決断するつもりだ。クラブが僕を売りたがっている、あるいは手放したり、拘束したりしようと試みていると言ってきた人は誰もいない。すべてが憶測だし、今後何が起こるか誰一人として確実には知らない。僕はプレーすることを考え続けるよ。今年すべきことはまだたくさんあるからね」と噂を一蹴している。

ベッカムのミラン完全移籍消滅

デイヴィッド・ベッカムのミランへの完全移籍は、メジャーリーグサッカーが設定した移籍期限の13日になっても、金額で折り合わずに、消滅した模様だ。

ギャラクシーのブルース・アリーナGMは声明で、「メジャーリーグサッカーのドン・ガーバー・コミッショナーが設定したデイヴィッド・ベッカムの移籍に関 する期限は今日までだったが、我々はミランから納得できるオファーを受け取らなかった。その結果、デイヴィッドはLAギャラクシーに残ることになった。我 々は3月9日に彼がクラブに戻るのを待ち望んでいる」と発表した。

ギャラクシーは先週ミランが提示したオファーを断っている。

ホッフェンハイム、今季ホーム初黒星/ブンデスリーガ第20節

レヴァークーゼンに4−1

13日に行われたブンデスリーガ第20節の試合で、レヴァークーゼンがアウェイで首位のホッフェンハイムに4−1と快勝した。

レヴァークーゼンは開始12分のうちに、ヘルメスとロルフェスのゴールで2点をリード、ホッフェンハイムもPKで1点を返すが、ヘルメスが前半終了間際にこの日2点目を入れると、後半に入ってすぐにカストロがだめ押し点を入れた。

ホッフェンハイムはこれがホーム今季初黒星。レヴァークーゼンは勝ち点を36に伸ばして、首位に3ポイント差に迫った。

14日に行われる、2、3位対決のバイエルン・ミュンヘン対ヘルタ・ベルリン戦で勝者が出れば、首位が入れ替わることになる。

川淵三郎インタビュー(2002年)

17cd75cd.jpg【Jリーグ百年構想 次の10年への第一歩】

■10年という大きな区切り

 4月25日、1年ぶりにチェアマン室を訪れた。いつも開け放しておくというドアはこの日も開いていた。ほとんど毎年なんらかの形でチェアマンの話を聞いていたから、Jリーグ10年目のことを訊いてみたかった。

 10年というのは、大きな区切りだ。通常、10周年というとやたら、イベントや記念事業というものが行われるが、Jリーグではそういったたぐいの盛大なイベントは行わず、パーティを開くにとどまった。チェアマンの百年構想の10年目ではないかという一言で大きなイベント等はなくなったのである。

 その話を聞いたときには、さすがだと思った。確かに、現在の景気とJリーグの実情を考えると、そんな暇はないという判断もできるが、たかが10年という発想はチェアマンに相応しいものだ。

 さらに言えば、次の10年をどうするかも大いに気になることであった。次のチェアマンは誰なのかという問題もある。

 

■早く企業に恩返しができるように

「日本経済の有り様を考えると、Jリーグだけが悪いわけではありません。スポンサーとしての企業のサポートを必要としている以上は、影響を受けるのは当然のことと思います。

 この数年の日本経済の混乱を考えると、とくにそれが顕著です。ただ、悪いからといって、座して待っている訳にはいきませんので、Jリーグの理念に則った中での経営の有り様を考えています。

 そのために99年から経営諮問委員会やGMセミナーなどを開催して、Jリーグ各クラブの経営の健全化と公的存在としての透明化を図っています。

 以前から身の丈にあった経営ということを言ってきましたが、ここにきて『身の丈』ということがかなり理解され、選手の年棒も現実と見合った形になってきていますし、そのおかげで単年度での黒字を出すクラブも数多く出てきました。

 Jリーグがスタートしてから10年たって、企業からの脱皮、企業からの資金援助がなくてもやっていけるのではと考えていましたが、それに関しては、まだ不十分だと思います。企業のひも付きだというイメージをなくすための努力をさらに意識して欲しいですね。ただし、ユニフォームの胸のマークは広告ですから、それは企業のサポートとは別 です。

 要は企業から脱皮するというのは、クラブが企業に対して過分な要求、リーズナブルでない部分をいかに減らしていくかということです。さらに、地元の人たちがその企業が後ろ盾でいてくれるということを理解してくれたら、企業がお金を出さなくなっても、企業イメージの貢献になりますから、そのことで初めてその企業に対する恩返しになると考えています。早く恩返しをしたいですね」
 

■選手の実戦経験のためにもクラブを増やす

「J1、J2に属する28のクラブを見てみますと、親会社が社長を決めているのは16〜17、湘南、横浜FCなど自前が5つ、福岡、札幌などの自治体から出ているのが5つ、甲府をどう見るかは彼らの有り様を見ているところです。

 責任企業からの社長も前向きに取り組んでいます。こうした姿勢と10クラブからスタートして、28クラブまでになれたことを考えると、この10年を自己採点すると70点というところでしょう。

 次の10年に関しては、『ネクスト10プロジェクト』を発足させて、様々なことを検討しています。検討課題としてはVゴール方式や、チャンピオンシップのあり方、試合数の問題などがあります。

 Vゴール方式については、今年からJ2で引き分けを導入しましたが、現在までのところ問題はありませんし、試合展開も悪くないようです。さらにファンも理解してくれています。そのためにJ1でも早い時期に引き分けを導入してもいいかもしれません。

 試合数に関してはリーグ戦を中心に考えて、チーム数を増やすことを考えています。カップ戦はそれ独特の戦いがありますから、意味が少し違います。リーグの試合の数を増やさないと選手の実戦経験が高まりませんし、世界に遅れをとってしまいます。年間試合数40〜50ほどが適切ではないでしょうか。

 アジアとの連携も考えていますが、残念ながら現在では経済的には持ち出しになります。具体的にはJ1を18チームにして、3チームを自動入れ替えにする方式がいいかと思います。イタリアのように、4チームというのは大変かもしれません。

 J2は当面12でもやむを得ないと思いますが、将来は18〜20チームは欲しいところです。ファンの反応などを見ながら、これも早めに決めたいと思っています。

 クラブ数は増やす方向で検討しています。九州、四国で2つ、鳥取、青森、秋田などでも作って欲しいと促進に回っています。

 さらに、新設クラブの年間予算も2.5億円というモデルケースをたてています。これまでは5億円としていましたが、前進していくための考え方として、2.5億という予算でも無理のないものだという具体的な数字を上げて検討できるようにしたいと思っています。

 このモデルケースが上手くいけば、さらにクラブが増える可能性はありあます。 

 一旦J2に落ちると、上がりにくいというよりも現状では3、4チームのほうが上がりやすいと思います。4チーム目は入れ替え戦をするというのもありえますね」

 

■身の丈にあったクラブ経営と専門知識を

「仙台は早い時期にクラブができていましたが、当初の母体が経営を投げ出したのを、県が支えてくれて、さらに市も積極的に参加してくれたことで上手く行きました。この10年間の試行錯誤の中で成功した良い例です。残念ながら、全部が全部そうではないですし、その日暮らしをしているクラブもまだあります。

 そうした事態を解決するために、経営諮問委員会を作りました。

 経営諮問という言い方に反発するクラブもありましたが、クラブ経営は通 常の企業とも違います。クラブの有り様を考えた上での経営ですから、通 常の企業のように、利益だけを追求するものでもありませんし、プロ野球のように企業の宣伝媒体でもありません。そのあたりのことを理解しないと全く違ったものになってしまいます。

 具体的には無駄な投資などにダメ出しをしています。さらに『身の丈』にあった経営は投資をするなということではありませんから、そのあたりも考えています。『身の丈』を考えずに赤字を垂れ流す体質を変えなくてはいけないからです。単年度で黒字を出して、赤字を解消できる方向にいかなければ、健全な経営とはいえません。

 さらに経営諮問では透明性も追求しています。5年後にはすべて数字をオープンにできるように、努力しているのです。そうすることで、責任もはっきりしてきますし、無駄 なことやでたらめも防げます。

 もう一つはGMセミナーです。クラブという特殊な企業を経営するためには、どうしても専門の知識が必要ですから、選手強化と経営がわかるGMを育てるためのセミナーを開催しています。Jリーグが既存の『企業』から脱皮するためにもGMの育成は大事なことです。

 これまで企業からJリーグに出向してくる場合、部長クラスが大多数でしたが、そのクラスの人では対応できないこともありますので、そのためにも必要なことです」

 

■Jリーガーの入口と出口

「99年からこうした、経営面からのJリーグの強化を考えてきましたが、10年の区切りを迎えて、今年は選手の育成を地域とともに考えるアカデミーの創設と、選手がリタイアした後のことを考えるセカンドキャリアのためのプロジェクトチームを作りました。

 アカデミーは単にエリートを育てるためのものではなくて、選手の人格形成期にもきちんと対応できるシステムを作ろうということです。そのためには、地域の学校などにも協力を得なくてはいけません。ヨーロッパにあるようなものではない、日本独自のものを目指しています。

 それにこうした動きは日本サッカー界全体の問題題でもあります。少子化という中で、どうやっていくのかというのは大きな問題です。各都道府県のサッカー協会でも考えなくていけない問題ですが、それをやるには彼らにはお金などに限りがありますから、まず、Jリーグが率先してやってみるということです。だからアカデミー=エリート育成ということではないのです。

 セカンドキャリアプロジェクトでは、仮にJリーグでは20代のはじめで引退を余儀なくされる選手が大学などに行きたいときに、そのためのアドバイスなりをきちんとできるようにしようというものです。本来は選手協会がやればいいことですが、人もお金もないので、軌道にのるまではJリーグが面 倒を見ようというものです。

 こういったプロジェクトを組むことで、Jリーグにとっては、アカデミーからセカンドキャリアまで、つまり入り口から出口まで面 倒を見ることができると考えています。これも百年構想でいう、次の10年のための一歩です。 来年には、選手協会の理解を得て、契約条項に週に数時間のボランティア活動を義務付けようかとも考えています。イングランドなどでは選手が当たり前のようにやっていますからね。そうしたいいところは取り入れたいと思っていますから。

 ここまで、独裁的だとかいろいろ批判もありましたけど、何かを進めるためには、多少強引にでも引っ張っていかないとダメです。思ったことを口に出すだけでなく、それを具体的にしていかなくては、単に絵に描いた餅ですからね。

 ただ、創設10年、65歳というのは私にとっては一区切りかもしれません。それ以上の話はワールドカップ以降に考えますので、今はとやかく言う必要も、答える気もありません」 インタビューではあるが、チェアマンのモノローグとして構成した。その方が、チェアマンの意思が素直に伝わると思ったからだ。

 永遠に続くものはないし、それをどう受け継いでいくのかが大きな問題だが、川淵チェアマンの提出した課題をこなし、実践するだけでも次の10年はあっというまに経ってしまいそうだ。

 でも、それをこなさない限り、Jリーグと日本サッカーの発展がないのも事実だと、改めて思った。

 

【取材・文/刈部謙一】

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