Jリーグチャンピオンシップ出場者の中にも〜夏嶋氏の理論でパフォーマンスアップ

多くのアスリートの怪我を動作解析で改善してきたことで、現在注目を浴び、『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)に出演中の夏嶋隆氏。本書には元日本代表の久保竜彦のエピソードしか記載されていないが、昨日行われたJリーグチャンピオンシップ出場者はもちろん、多くのJリーガーたちが夏嶋氏の元に足を運んでいるという。彼らは何を求めて夏嶋氏の元に向かうのか。その理論が詰まった『足ゆび力 ~つま先を使うだけで一生健康でいられる~』が発売された。

同書はFootballWeekly記者の石井紘人が執筆し、『SOCCER KOZO』(ガイドワークス)編集部が編集を行ったサッカーにゆかりある一冊となっている。今回は、その前文を全て掲載する。

■夏嶋隆先生の理論とは?
『足指力』
と言われても、ピンと来ない人がほとんどではないでしょうか。
近年、筋力トレーニングを行うジムが流行っています。多くの日本人が、自らの体が退化していることを感じ、ジムに足を運んでいるのでしょう。
しかし、国民病と言われる腰痛、肩こり、膝痛は一向に減りません。
そもそも、なぜ日本人に、腰痛、肩こり、膝痛が多いのでしょうか。

欧米人に比べ、筋肉量が少ないからという識者もいます。そういえば、私も腰痛を訴えた時に、接骨院で腹筋を勧められたことがありました。
しかし、本当に筋肉量を増やすことで、腰痛、肩こり、膝痛は改善されるのでしょうか。ジムの流行と国民病の減少が比例していない現状から考察すると、その可能性は高くないように思います。
では、どこを鍛えればいいのでしょうか? というよりも、我々、日本人が鍛えていない箇所はどの部位でしょうか?

私は『足指』だと思います。

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【Jリーグ通信】J2・J3入れ替え戦、第1戦は相馬監督、李キャプテンの町田ゼルビアに軍配

まさに絶対に負けられない戦い―。
11月29日、J2・J3入れ替え戦のFC町田ゼルビア×大分トリニータの第1戦が行われた。

ホームの町田ゼルビアは序盤から主導権を握る。しかし、先制点を奪ったのは大分だった。22分、FKからキャプテンのダニエルが頭で合わせて貴重なアウェイゴールを手にする。その後、試合は動かず、このまま前半終了かと思われた45+2分。キャプテン李漢宰が競り勝ったボールが鈴木孝司の元に。鈴木が迷わず左足を振り抜き、「我々に勇気を与える同点ゴール」(相馬直樹監督)を叩き込んだ。

後半に入ると、試合は完全に町田ペースに。大分は、選手交代や町田対策がまったく機能せず、防戦一方となる。その流れで迎えた72分、鈴木が森村昂太と町田らしいパス交換から決勝ゴールを決めた。直後、相馬監督は李を呼び、ゲームプランを「このままでいい」と確認を行う。その李が強烈なキャプテンシーを発揮し、町田が危なげなく第一戦の勝利を手にした。

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【CL】アーセナル、決勝トーナメント進出への可能性を残し最終節へ。

チャンピオンズリーグのグループリーグ4節を終え、勝ち点3同士の戦いとなったグループFの第5節。アーセナルは今季CL初戦で敗戦を喫したディナモ・ザグレブをホームに迎えた。

ホームで「らしさ」を存分にみせつけ完勝
プレミアリーグ前節ウェストブロム•ウィッチ戦にて、代えの利かない選手であったコクランの長期離脱を強いられてしまったアーセナルはフラミニを中盤の底で起用。

立ち上がりの数分こそディナモ・ザグレブに押し込まれるシーンがあったが、その後は好調のエジル、サンチェスを軸に攻撃を展開していく。ウォルコット、チェンバレンの怪我もあり先発右ウィングで起用されたキャンベルも、小気味よいボールタッチからアーセナルの攻撃陣にリズムを与えた。

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【石井紘人の審判批評】2015J12nd第15節 “腕”についての議論

残すところあと2節となったJ1リーグだが、先日行われた第15節では、審判団の判定が物議を醸した。


■FC東京 3-4 浦和レッズ

この試合では三つの議論できるシーンがあった。
一つ目はハンドリング、「競技者が手または腕を用いて意図的にボールに触れる行為はボールを手で扱う反則」だ。この反則を見極める時には、「ボールが手や腕の方向に動いているのではなく、手や腕がボールの方向に動く」「相手競技者とボールの距離(予期していないボール)」「手または腕が不必要な位置にある場合は、反則である」を考慮しなければいけない。

たとえば、クロスボールをブロックしに行く際に、腕を広げてアプローチにいけば、ボールとの距離が近くても、腕が不必要な位置にあるため、ハンドリングの反則となる。

84分のゴールの時、浦和レッズのGKである西川周作と競った高橋秀人の腕をどう捉えるか。議論できるシーンだった。

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【アルビレックス新潟 田中達也 連載コラム24】ReSTART

09_tatsuya_1FW第24回「エールのちから」



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頑張るのは当たり前。それが田中家の約束

 PK戦に持ち込まれた試合で、PKを外し、負けてしまったあと涙を流している。
 そんな長女の姿を見て、僕は誇らしい気持ちになりました。
 その涙からは、サッカーが好きで、彼女が毎日、どんなに頑張ってきたのかが伝わってきました。悔しいという想いが、きっとまた彼女のちからになると思うから。

 サッカーに明け暮れている長女。
 次女はチアリーディングと、水泳と、サッカーをやっています。
 子どもたちが何かをやってみたいと言い出したとき、田中家ではひとつの約束をかわします。
「自分でやりたいと言ったんだから、頑張るのは当たり前」ということです。ここが最低ライン。だから、たとえば、着替えやボールなど、練習へ行くための準備を怠ったりというようなことは、許さない。「疲れた」という言い訳も通用しない。そういうところは、厳しい父親なのかもしれません。
 でも、そういう習い事に限らず、何事にも「頑張るのは当たり前」という気持ちを忘れないでほしいなと思うんです。

 そういう娘たちには、「頑張って」というふうに声をかけることはあまりしないほうがいいのかなぁとも考えます。「私は頑張っているのに……」と追い込んでしまうことになるのかもと思ったり。だから、「ゴールが決められるといいね」とか「勝てるといいね」というふうに送りだすことも多いです。とはいえ、「練習頑張ってね」とか、ついつい軽く言ってしまうことも、もちろんあります。
「いつも頑張ってくれてありがとう」
 頑張っている家族の姿を目にすると、そんな気分になります。

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【笹木勇一郎コラム】フットボール・アンセム12

第12回 週末にはフットボールを


笹木pic■同郷の奈良選手がJ1デビュー

 お久しぶりです。 
 やっと秋らしくなってきましたね。今年の夏はデビューアルバム『東京シティらんでぶー』のリリースがあり、プロモーションやライブなどで忙しく過ごしました。
 秋の訪れとともにリーグ戦も佳境へ向かっていきます。J1、J2ともに、11月でリーグ戦は終わってしまうので、本当にあっという間だなぁと感じています。

 9月に3試合Jリーグの試合を見ました。

 9月2日 ナビスコカップ 準々決勝第1戦 FC東京対鹿島アントラーズ。チケット観戦。
 まず嬉しかったのが、この日のFC東京の先発メンバーに奈良竜樹選手の名前があったことです。コンサドーレ札幌ユース出身の大型DF。U−16以降、各年代代表にも招集されている期待の逸材! J1でのプレーを希望した今季はFC東京へレンタル移籍中。この日が初出場。もちろん初先発です。

 しかし、キックオフ直後から、僕の目を虜にしたのが、FC東京の前田遼一選手でした。前線からの守備は相変わらずパワフルで、少し中盤に下がってボールを追いかける姿は迫力満点。コンディションの良さが伝わってきました。そんな前田選手のプレーが影響したのか、FC東京の選手たちのプレーにはいつになく激しさがあるように見えました。
 もちろん、アントラーズという球際の強さを持ち味とする相手との対戦だったからかもしれません。拮抗した展開にピッチから目が離せません。

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【石井紘人コラム】誤審を防ぐにはテクノロジー化しかない

ミーハーな気持ちで見たラグビーW杯2015イングランド大会には驚きの光景があった。
それは、日本が南アフリカに勝ったことではない。審判団がテクノロジーを駆使して判定していたことだ。

日本代表×スコットランド戦では、分かり辛い判定を審判団が映像で確認していた。AFPBB Newsによると、「今回のW杯では、専属の判定員が、判定補助システムの「ホークアイ(Hawkeye)」を使ってタッチライン際から試合を観察し、審判団が見逃した選手の反則に警告を与える」。

さらに、同紙によると、今大会で審判委員長を務めるジョン・ジェフリーは「ある文化が忍び寄りつつある。私はそれを、サッカーのシミュレーション文化と呼んでいる。審判に反則をアピールしたり、選手がダイブする行為だ。そういった事例が、何度か見られるようになってきている」とラグビー界に警鐘を鳴らしている。

ある意味では、誤審を生まないためだけではなく、そういった行為を取り締まるためのテクノロジーでもあるのだろう。

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